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ネットワークオーディオにおけるNASによる音の違いを聞き比べ

ネットワークオーディオを簡単に説明すると、ネットワークオーディオプレイヤーがネットワーク上にあるHDDの中の音楽データを参照して音楽を再生させるオーディオシステムってことになる。

利点はネットワーク上のHDD(NAS)に音楽データを溜め込むことによってCDをプレーヤーにセットするって操作が不要になり沢山の楽曲データを一元管理できるってことなのかな?

それとCD以上のクオリティ、いわゆるハイレゾ音源も扱える(どの程度のハイレゾまで扱えるかはプレーヤーに依存する)ことが大きなメリットなんだと思う。

ご存知の通りHDDはデータを保管しておくデバイス。
普通HDDはUSBで機器と接続するんだけど、ネットワーク内にLANで接続するHDDをネットワークHDD(NAS)という。
その保存するデバイス(NAS)によって再生される音質に違いが出るっていうことで、NASによる音質の違い聴き比べ会があった。

NASにはデータをやり取りするためのLAN端子があるだけでオーディオ出力系は一切なく、ネットワークオーディオプレーヤーとLANケーブルで繋がって楽曲情報をプレーヤーに渡してるだけ。
あくまでプレーヤーで再生しアンプからスピーカーへと信号が流れる。

昔のアナログ時代のようにカセットテープの種類によって記録されているアナログ信号の音質が違うっていうのとは違って、デジタルデータをデジタル信号でプレーヤーに渡してるだけだから器であるNASによって音が違うって言われてもピンとこなかったし。

まして僕よりも先に聴き比べしてきた人たちからは「確かに違う」という話はあっても、どこがどう違うっていう具体的な話が全く聞こえてこないんで、なおさら信用してなかった。

というわけで実際に自分の耳で聴ける機会が来たんで疑心半疑で参加してきた。
会場的には物置のような場所で比較には全く不向きなんだけど、逆にこの環境でも違いがわかるならそれはそれで非常に興味深い。
ネットワークオーディオプレーヤー、アンプ、スピーカー共にミドルレンジの機材で、普通の人がネットワークオーディオを始めるならこの程度までだよねって感じの機材。

まずはCDレベルの16bit/44.1KHzとハイレゾ(具体的なbitレート/サンプリングレートの情報なし)の比較からスタート。

ハイレゾ初体験だったけど、これは確かに違うよね。

いよいよNASによる音の違い聴き比べ。
NASは全部で3機種。
そのうち1機種をメインとして、A:B、A:Cっていう比較。
価格帯的にはA=B、A>>>>>Cという感じ。

最初にA:B、そしてA:Cの順。
操作は担当者の手元のスマホから行われているので全くのブラインドテスト状態。

結果はA,B,C共に違いが聞き分けられるほどの差があった。

一番安価なCは1枚薄い膜がかかったようで、しかも変なハイパスフィルターを通してるイメージ。
対してAとBはほんのわずかな違いで好みの差だろうな程度。
実際に音を聞く前はハイの抜けがポイントなのかなって想像してたんだけど、3機種共に低い音に違いが出ていたのが意外だった。

この3機種の差は一体何なのか聞いたところ、搭載してるHDDそのものよりは電源回路の違いが一番大きいとのこと。
もちろん電源が音に及ぼす影響が小さくないことは理解してるけど、今回その差を実際に体験した後でもデータ保存デバイスの電源によって音が違うっていうことが頭の中で整理がつかない。
でも確かにローに影響があるってことは電源の問題なんだよね。

後日もう1回比較させて貰う約束をして今回の視聴会は終わったんだけど、次回は自分の普段聴いてる音と比較したいなと思ってる。

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